新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

マスク生活が当たり前になって３年目、大阪府のデーター（第３波～第５波）によると施設（高齢者施設関連・障害者施設関連含む）クラスターは公表ベースで３４４施設（内死亡のあった施設数１８）、感染者数５２５５人、死亡者数５４人となっています。
かわち野福祉会では、利用者さまやご家族、職員の協力でなんとか乗り越えて来ている状況が続いています。
今年もオミクロン株が侮れない状況です。引き続き感染対策を徹底して参ります。

お金の心配なく老後を迎えることができると言われた特養も、介護保険制度の度重なる改悪でお金の心配が切実になってきています。今年10月からの後期高齢者の医療費負担の2倍化（自民・公明・国民・維新が賛成し成立）への影響も心配です。
コロナ禍で仕事や住まいを失くした方がNPOなどのフードバンクに頼らなければならない状況等は、政治がその役割を十分発揮できていないのではなのでしょうか。
又、憲法を守る立場の国会議員が改憲を迫り、首相の「敵基地攻撃能力」発言は絶対許せるものではありません。
コロナ禍であっても、平和でお金の心配なく医療や介護を受けられる、人として当たり前の暮らしができる一年であって欲しいと願います。

社会福祉法人かわち野福祉会
理事長　松岡幸子